-古往今来-
佛の國の美展
- 中国 朝鮮半島 パキスタン アフガニスタン ネパール チベット ウイグル -

開催期間
平成26年6月19日(木)~ 6月28日(土)

ご挨拶▼

この度、仏教古美術品二十四点を一堂に集め展示いたします。
大理石、金銅、青銅、陶磁器,木彫、テラコッタ(焼締)、ストッコ(漆喰)を素材とした仏教と関わる美術工芸品の展覧会です。
2500年前にインド北部ガンジス川中流域で釈迦が提唱した仏教は、 アフガニスタン、パキスタンのガンダーラ地方において紀元前後偶像化され、インド・ネパール・チベット・モンゴル・中国・朝鮮半島、 そして日本の文化、思想、美術に多大な影響をもたらせました。
出品作品はA.D3-4世紀、ガンダーラ美術の芸術性の高さを示す少年頭部スットコ(漆喰)、 ネパールから出土したA.D500年頃に造られた釈迦入滅図をあらわした青銅方鏡、 中国 東魏/北周(A.D534~581)時代、優れた技術により制作された気品溢れる観音頭部(大理石)、 清朝期のチベット地方東部(現青海省)で制作されたラマ教の金銅仏などふだん目にする機会の少ない逸品がそろいます。
何卒、ご来廊、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。

出品作品▼

少年頭部像(ストッコ 漆喰)、釈迦牟尼仏(ストッコ 漆喰)、青銅方鏡、観音頭部(大理石)、唐/宋時代の観音胸像(木彫), 朝鮮半島高麗時代 青銅錫杖、青銅風鈴など
計38点

 

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