せいじぞうがん　うめたけほりゅうすいきんもんめいぴん

青磁象嵌　梅竹蒲柳水禽文梅瓶 Meiping Vase,Celadon

高麗時代 12～13世紀頃 Goryeo Dynasty,12～13th century

祖形は磁州窯など中国陶磁の梅瓶を写したものだが、梅枝を挿す花器としてではなく、朝鮮半島では酒器として制作されたようです。文様は柳、葦、竹、梅、水鳥と水辺の情景が描かれており、静寂で雅趣があり高麗貴族好みの文様です。　また技法も白黒象嵌が使われ高麗の独自性が高い作品です。製作地は全羅道地方と推定されます。

高29.0　径19.0㎝

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