- 高麗憧憬 -
安田道雄 作陶展

-Yearning of Goryeo-
Michio Yasuda Ceramic Exhibition

開催期間
平成28年12月1日(木)~12月10日(土)
Dec 1 (Thu.) to Dec 10 ( Sat.), 2016

【作家在廊日】12月1日(木),2日(金),3日(土),4日(日)

ご挨拶▼

昭和二十四年に京都に生まれた安田氏は、伊賀・番浦史郎氏に師事の後、滋賀県大津市琵琶湖畔の風光明媚な景観のなか作陶を続けています。
井戸茶碗に魅せられ、45年にわたりその研究に取り組まれてきました。
平成20年には、井戸茶盌への思いや技術論を「井戸茶碗―見果てぬ夢―」と題した本に纏められ、最近では、井戸茶碗以外の高麗茶碗について纏めた二冊目の著作にも挑んでおられます。
今回は永い道のりを経て複元された井戸茶碗をはじめ、釘彫伊羅保・粉引・刷毛目・彫三島・斗々屋・蕎麦・伊羅保・黄伊羅保・柿の蔕・玄悦などなど、取り組まれてきた高麗茶碗を一堂に展覧致します。
利休以来、日本人の心をひきつけてやまない高麗茶碗の奥深さを味わっていただけることと存じます。

作家挨拶▼

この度、赤坂游ギャラリー様のご厚意で二回目の作陶展を開催させていただきます。
永年挑戦してきました井戸、伊羅保、三島等々、高麗茶盌を中心に花入、酒器、食器他、展示いたします。
今回は特に、井戸茶盌を中心に幅広い高麗茶盌のいろいろに挑戦いたしました。
私の高麗茶盌が「魅力ある茶盌」として昇華することが唯一の願いであります。
どうぞご高覧、ご教示下さいますようお願い申しあげます。

作家略歴▼

昭和二十四年
京都に生まれる
昭和四十六年
京都陶工高等技術専門校成形科専攻科修了 伊賀、番浦史郎氏に師事
昭和四十八年
京都五条坂の登り窯を借り自営、独学に移る
昭和六十三年
滋賀県志賀町に開窯する
平成二十四年
赤坂游ギャラリー 第1回個展

【個展】
野村美術館 新宿京王百貨店他

出品作品▼

茶碗15点、水指2点、花入4点、掛花入2点、平鉢2点、徳利3点、片口1点、盃10点、向付2点、湯碗3点、茶器揃1点
出品総点数45点

 

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