開催予定の展覧会 Upcoming Exhibitions

                 

-古往今来-
中国古陶磁展Ⅹ

-In All Ages-
China Ceramic Exhibition Ⅹ

            

開催期間
平成29年9月21日(木)~9月30日(土)
Sep 21 (Thu.) to Sep 30 ( Sat.), 2017

この度赤坂游ギャラリーでは十回目の中国古陶磁展を開催します。
北方に流れる黄河中流域の仰韶文化、下流域の竜山文化は五千年から三千年の歴史を持ち、南方に流れる揚子江流域に花開いた長江文明は黄河文明を凌ぐ七千年の歴史を有します。
仰韶文化は彩陶文化、竜山文化は黒陶文化に始まりますが自然釉から人工的な灰釉、そして青磁、白磁、油滴、赤絵、五彩と時代を追うごとに中国陶磁は多様な釉調、技法を生み出し、中国(China)の国名がそのまま陶磁器を指すほどにアラブ、西欧諸国、日本の王侯貴族、商人、美術愛好家の垂涎の的となっていきました。
彼岸の候、初秋の一日を弊ギャラリーにて日本文化に多大な影響を与えた中国のいにしえを堪能していただければ幸甚に存じます。

                    

過去の展覧会 Past Exhibitions

        


五彩の硝子展


Five Coloring Glasswork Exhibition

            

開催期間
平成29年7月27日(木)~8月10日(木)
July 27 (Thu.) to Aug 10 ( Thu.), 2017

硝子の日本との関わりは古く弥生時代に伝来し、飛鳥・奈良時代には玉類の製作が行われていました。大陸との交流が途絶えた平安から鎌倉時代に製作は下火になりましたが江戸期には長崎から技術も広まり、民間でも酒器、簪、金魚鉢など小物類が愛用されています。明治期には殖産興業策のもと工業的な方向へ転換拡大され、また工芸としても生活の中で親しまれてきました。
近年技術、芸術性の高く独創的な作品が登場しており、若い世代からも様々に工夫を凝らし自由な発想な作品が生まれています。
今回は、吹きガラス、積層ガラス、パート・ドヴェール、エナメル彩、レースガラス、などの技法による作家作品を集め展示いたします。
日本伝統工芸展や国際ガラス展などで受賞をしている注目作家たちの競演を楽しんでいただける企画です。

        
        

- 白妙磁 しろたえじ -
庄村 久喜 陶展

- Porcelain -
Hisaki Shomura Ceramic Exhibition

            

開催期間
平成29年6月29日(木)~7月8日(土)
Jun 29 (Thu.) to July 8 ( Sat.), 2017

庄村久喜さんは、佐賀県有田町を代表する陶芸作家の庄村健の長男として生まれました。
日本伝統工芸展でも入選を重ね、日本工芸会奨励賞も受賞するなど注目されている作家の一人です。
今年、青山 根津美術館で開催された「染付誕生400年」展併催「茶室で見る磁器の現在」の現在作家6名のうちに選ばれ展示されました。
独自に開発された絹(シルク)のような白さと光沢感を持つ白磁「白妙磁(しろたえじ)」や、彫ることで生まれる陰影と白磁の濃淡によるコントラストを駆使して、白の彩りを表現した「彩磁」など、磁器だけれども温かみのある、安らぎを感じさせる作品です。
白磁を独自に追求し、新たな試みに挑戦する意欲と暖かな感性を合わせもった「白」の世界をご高覧賜れば幸いに存じます。

        
        


昭和・平成の陶芸家展


Modern Contemporary Ceramic Exhibition

            

開催期間
平成29年6月1日(木)~6月10日(土)
Jun 1 (Thu.) to Jun 10 ( Sat.), 2017

戦後の陶芸界の隆盛は、昭和二十五年に制定された「文化財保護法」とその五年後に登場した重要無形文化財の指定及び保護者の認定、いわゆる人間国宝とマスコミが呼称した人々の登場に由るところが多いと思います。
この度の展覧会では初回認定の荒川豊蔵、濱田庄司、金重陶陽、石黒宗麿の四名をはじめ昭和五十年に始まる保持団体認定を受けた<柿右衛門 濁手><色鍋島><小鹿田焼>三件を中心に彼ら先達の技と豊かな識見を目指す次世代の作家たちの酒器含め四十点を展示いたします。
初夏の候、ご来場ご高覧いただければ幸いです。

        
        

創業三十周年記念
- 古往今来 -

高麗李朝工芸美術展

-In All Ages-
Goryeo,Joseon Ceramic Exhibition

            

開催期間
平成29年4月13日(木)~4月22日(土)
Apr 13 (Thu.) to Apr 22 ( Sat.), 2017

弊ギャラリーでは昭和62年4月1日創業以来日本の近現代工芸美術作家作品、朝鮮半島の古陶磁、李朝家具、中国古陶磁、ガンダーラ美術に始まる中国、朝鮮半島、日本の仏教美術の逸品を愛好家にご紹介すべく努めてまいりました。
この度創業三十周年の節目に当たり高麗李朝古陶磁展を開催いたします。
出品作品は高麗時代12世紀頃の青磁鉄彩手瓶、13世紀頃の青磁白黒象嵌合子、李朝時代初期15~16世紀末の粉青沙器(鉄絵、粉引、刷毛目鉄絵、井戸釉)、中期17世紀後半~18世紀前半の金沙里窯系の白磁壷、後期18世紀後半~19世紀中葉までの官窯であった分院里窯で李王家のために制作された白磁陽刻文筆筒(紙筒)、白磁青花鉄釉水滴、白磁透かし彫り筆筒などの文房具の逸品の中心に逸品30点を展示いたします。

        
        

- 古往今来 -
ガンダーラ美術展 Ⅱ

-In All Ages-
Gandhara Art Exhibition Ⅱ

            

開催期間
平成29年3月16日(木)~3月25日(土)
Mar 16 (Thu.) to Mar 25 ( Sat.), 2017

この度、二度目のガンダーラ美術展を開催いたします。
アフガニスタン東部からパキスタン北西部に位置したガンダーラ国(紀元前6世紀~11世紀)に興り、仏教を保護したクシャーン朝のもと1~5世紀の数世紀間栄えた仏像彫刻を主とする美術をガンダーラ美術といいます。
開祖釈迦牟尼(シャカムニ)の死は紀元前485年ないし前383年頃と考えられていますが、同時代の原始仏教では偶像崇拝を認めずストウパー(仏塔)を礼拝するぐらいのようでした。
釈迦牟尼そのものを造形的に表現するようになるのは、紀元後1世紀になってからと言われます。
そこにはマケドニアのアレクサンダー大王が作った植民地バクトリアに残された数万人規模のギリシャ人の子孫が受け継いだ様式(ヘレニズム文化)の技術、美意識が多大に影響を及ぼします。
ガンダーラ美術の成立は仏教の興隆の源であったといえます。
ご来場、ご高覧を頂きたくここにご案内申し上げます。