過去の展覧会 Past Exhibitions(令和4年度/2022)

-古往今来-
日本古陶磁展 Ⅲ
-In All Ages-
Japanese Ceramic Exhibition Ⅲ

開催期間
令和4年11月3日(木)~11月12日(土)
会期中は休まず営業いたします。
Nov 3(Thu.)to Nov 12(Sat.),2022
the gallery will be not closed

この度、日本古陶磁展を開催いたします。
桃山時代を中心にその前後の室町末期から江戸時代初期は戦国の混乱期であると同時に政治、経済、軍事において最も進取に富んだ日本人が生まれ活気に満ちた時代でありました。文化芸術も然りです。絵画、漆芸、陶磁器においては狩野永徳、本阿弥光悦はじめその後の日本美術に影響を与える多くの先達が生まれました。同時代の織部、唐津、備前の逸品と唐津、志野、織部、九谷の徳利・ぐい吞を多数揃え開催いたします。 晩秋の候、ご来場、ご高覧頂きたくここにご案内申し上げます。


-昭和・平成の軌跡-
現代日本工芸と書画展 VI
Modern japanese crafts and Calligraphy Exhibitions VI

開催期間
令和4年9月29日(木)~10月8日(土)
会期中は休まず営業いたします。
Sep 29 (Thu.) to Oct 8 ( Sat.),2022
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この度、弊ギャラリーでは「現代日本工芸と書画展」と銘打って昭和・平成に活躍した工芸作家と日本画家とを合わせた展示会を開催いたします。
緒形拳氏は著名な俳優でありましたが、画家であり書家でもあった中川一政氏の伊豆真鶴のアトリエ兼自宅に通いつめ、書を学びました。弊ギャラリーで平成三年に初個展を開催し、平成五年には三越日本橋はじめ全国にて個展企画を開催いたしました。
三浦小平二氏とは氏が東京芸大の非常勤講師の時に出会い、氏の青磁への情熱に突き動かされ平成二年にパリ、ニューヨークで大掛かりな展覧会を催すお手伝いをさせていただき、その後幣ギャラリーで帰国後初の個展開催をしました。
長倉健一氏とは彼が無名な頃知り合い、幣ギャラリーで二度ほど個展を開催、その後アメリカのギャラリー、美術愛好家によりBambooブームが起こり、メトロポリタン美術館で作品が展示されるまでになりましたが、残念ながら早世されました。
今回は四十年以上になる小生のギャラリープロデューサーの経歴の中で出会った工芸作家と眼に止まった日本画家・書家の作品を展示します。
彼岸も過ぎ、秋の風も覚える候、ご来廊、ご高覧を頂き親しく談論させて頂ければ幸甚に存じます。


- 古往今来 -
中国古陶磁展ⅩⅢ
-In All Ages-
China Ceramic Exhibition ⅩⅢ

開催期間
令和4年6月30日(木)~7月9日(土)
会期中は休まず営業いたします。
Jun 30 (Thu.) to Jul 9 ( Sat.),2022
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この度赤坂游ギャラリーでは十三回目の中国古陶磁展を開催します。
黄河中流域の仰韶文化に始まる中国陶磁の魅力は民族の群雄割拠の中で生み出された多種多様な造形、色彩、文様と強大な歴代王朝の支援による精緻な技巧と洗練された釉薬にあります。
今回は三彩(褐釉、緑釉、白地に透明釉)とペルシャ銀器に祖形がみられるパルメット文様の貼花が施された唐代八世紀頃の三彩貼花文鍑、仏教文化最盛期に河南地域の白大理石で製作された菩薩仏頭、北宋時代十一世紀磁州窯で製作された黒釉白堆線文壷などの優品をご覧いただけます。


- 古往今来 -
高麗李朝 古陶磁展
-In All Ages-
Goryeo,Joseon Ceramic Exhibition

開催期間
令和4年3月24日(木)~4月2日(土)
会期中は休まず営業いたします。
Mar 24 (Thu.) to Apr 2 ( Sat.),2022
the gallery will be not closed

赤坂游ギャラリーでは創業以来三十五年日本美術を中心に関連する朝鮮半島、中国、ガンダーラ古美術の逸品を企画展を軸にご紹介すべく努めております。 今回は高麗李朝古陶磁展のご案内をさせていただきます。十二世紀高麗時代の官窯として栄えた全羅南道 康津(カンジン)の鉄彩手梅瓶、15世紀の李朝王朝初期の官窯で作られた白磁皿、李朝の始まりとともに衰退した高麗青磁に代わり登場する紛青沙器の中でも希少性と特異な形状で日本の数寄者を魅了した芋頭水指など高麗李朝展としては貴重、希少な作品を中心に三十点を展示、開催します。 安土・桃山期より日本の茶人、数寄者を魅了し続け収集対象となった高麗李朝の逸品を掌中にて触れ楽しんで頂ける展覧会です。 桜の花も芽吹く候、ご来廊頂き談論風発いたしたくお待ち申し上げております。


傘寿記念 心の華 岩松是親油彩展Ⅺ
Korechika Iwamatu Oil Painting Exhibition Ⅺ

開催期間
令和4年1月13日(木)~1月22日(土)
会期中は休まず営業いたします。
Jan 13 (Thu.) to Jan 22 ( Sat.), 2022
the gallery will be not closed
【作家在廊日】13日(木),15日(土)
Artist on porch Day 13th,15th

岩松是親氏の11度目、傘寿記念の個展を開催いたします。明治時代から続く銀座の老舗額縁店「古径」に生まれ、幼少のころから日本の洋画壇・日本画壇の大家とその作品に囲まれて育った岩松氏は、洋画家の故三岸節子氏に師事し自らの後継者と言わしめました。 力強い筆致と幾重にも重ねられた色彩で描かれた大輪の花や、抒情的な風景は、氏の長年のテーマである「生きていることの歓びと苦悩」を表現し、見る者に社会や人間のあり方を問いかけ続けます。傘寿を迎えた今個展は、令和に入り3年間に描きあげた新作16点を展示いたします。