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せいじてつえ くじゃくぼたんもんめいぴん
高麗時代 12-13世紀頃 Goryeo Dynasty,12~13th century
日本で“絵高麗”と称されるもので、器体に鉄絵の具で絵を描き、青磁釉をかけ還元焔焼成されたものです。高麗陶磁に影響の強い宋時代の磁州窯にその技法があります。鉄絵の具の運筆の粘りからくるのでしょうが稚拙なようで自由大胆、力強い筆致の作品が絵高麗には多く見られます。胴部には孔雀と牡丹が描かれ、肩と胴裾には蓮弁文が模様として描かれるのはこの時代の特徴です。製作地は全羅道地方と推定されます。
高35.4 径18.7㎝
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