或るコレクターの軌跡
十八回 特別内覧会 蔵出し展
－現代工芸作品を中心に－
The Trajectory of a Certain Collector
Collector's Collection Selling Exhibition
－Focusing on Contemporary Japanese Crafts－

開催期間
令和6年6月6日（木）～6月15日（土）
会期中は休まず営業いたします
Jun.6(Thu.) to Jun.15(Sat)
We will be open throughout the event

ご挨拶▼

この度、幣ギャラリーではコレクター所蔵品の売り立て「蔵出し展」を開催いたします。
収集家M氏は長年ご兄弟で電設会社を経営されるとともに日本の伝統工芸作品に深い愛惜を有され、収集家の立場で工芸作家を支援されて来られました。幣ギャラリー開設時からのお客様でもあるM氏の収集作品はそのままギャラリーの個展歴・企画展歴でもあります。岡部嶺男展、初の帝室技芸員であった初代諏訪蘇山展、近藤悠三記念館協力の近藤悠三展、ニューヨーク、パリ展帰朝後初の個展 三浦小平二展、アメリカで活躍した色彩鮮やかな高鶴元展、カットガラスの白幡明展、現東京芸大准教授で蒔絵の小椋憲彦展などの出品作です。ご高齢と独り暮らしの環境で「美術愛好家の方にお譲りできないだろうか」とのお申し出があり、開催する運びとなりました。また売り立て「蔵出し展」ですのでお求めやすい価格にてご提供させていただきます。
新緑の候、ホテルニューオータニの旧伏見宮庭園の樹木も美しい花が咲き誇っております。
ご来場、ご高覧頂くことを心よりお待ち申し上げます。
令和六年　神無月 赤坂游ギャラリー　主人敬白

【出品作品】▼

茶碗香炉6点 / 花入花瓶9点 / 壺7点 / 置物照明4点 / 酒器17点 / 土瓶汲み出し湯呑鉢5点 / 漆木工5点

計53点

 

画像をクリックすると作品の詳細が見られます If you want to know more about these works ,please click on the images.