イトウヤエ
Yae Ito

イトウヤエさんの器は、白と黒。
白は紙、黒は鉄、素材として極端に性質が違う紙と鉄をイメージしています。
デザインは出来るだけシンプルに、余計な線や面をそぎ落とし磁器の質感や鉄釉の自然な釉調を引き立たせるデザインを心がけているという器です。
繊細なエッジや薄さから生まれる儚げさ、緊張感がありながら、料理を盛ってみたい、花を活けてみたいと使い手に思わせ じわじわとファンが増えてきています。
それはきっと使ってみたらすぐさま、日常を少しだけ非日常に変えてくれるような、アーティステックな魅力があるからではないでしょうか。
色と形を生かした使う人の演出を受け止めてくれる器を愉しんでいただけましたら幸いです。
(ギャラリー スタッフ 石川裕子)

作家略歴▼


イトウヤエ Yae Ito

大阪生まれ。大阪芸術大学 工芸学科 陶芸専攻 卒業。マテリアルプランニング会社退職後、陶芸作家活動再開。


2010年~現在
東京、大阪などで個展開催
2012年
伊丹国際クラフト展 入選



    
 

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