過去の展覧会 Past Exhibitions (平成26年度/2014)

       


栗本夏樹 漆造形展

Natsuki Kurimoto Urushi Art Exhibition

            

開催期間
平成27年1月8日(木)~17日(土)
作家ギャラリートーク 10日(土)14時~15時
1/8/15 to 1/17/15 
Gallery talk 2pm to 3pm 1/10(Sat)

京都新門前にある現代美術のギャラリーで栗本氏の「精神の刀」と題する立体作品を初めて観てから20年近くなる。古材の台座に垂直に刺さる刀の形とミロ、パウル・クレーを思わせるアフリカンアートが日本のお家芸である漆、螺鈿の技法により装飾されていた。全く異質である日本の伝統文化とアフリカの原始美術が氏の中では見事に調和していた。昨年栗本氏と面談した際、「異文化との出会い」が制作の核心にあると聞き20年前の新鮮な驚きが腑に落ちた。作家活動30周年記念展、赤坂游ギャラリーでの二回目の個展、ご高覧賜れば幸いです。


        
        

- 小さな仏さま -
朝鮮半島・中国・チベット 金銅仏展

-Small Buddha-
Gilt-bronze Statue of Buddha Exhibition

            

開催期間
平成26年11月13日(木)~22日(土)
11/13/14 to 11/22/14

中国と朝鮮半島において念持仏としてつくられたと考えられる像の高さが10前後から20cm前後の小さな金銅仏20点を一堂に集め展示致します。
念持仏とは、個人的に所有し、日々の暮らしの中で信仰の対象とする仏像です。
小金銅仏は、形は小さいのですが、銅の持つ重厚な存在感と美しい鍍金の輝きを持っています。
大部分が蝋型鋳造によるため、柔らかな曲線の味と、タガネ仕上げによる細部装飾の美しさが融合され魅了されます。
中国・唐時代、朝鮮・三国時代〜高麗時代 李朝時代初期の金銅仏を身近でご覧いただける機会となります。
何卒、ご来廊、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。


        
        

- 古往今来 -
高麗李朝工芸美術展

-In All Ages-
Goryeo,Joseon Art Craft Exhibition

            

開催期間
平成26年10月2日(木)~11日(土)
10/2/14 to 10/11/14

高麗時代(918年~1392年)から李朝時代(1392年~1910年)の青磁、粉青沙器、白磁、青化(染付)、辰砂などの陶磁器を中心に、青銅、銀造作品も含め35点を展示致します。
何卒、ご来廊、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。


        

-現代陶芸-
酒ノ器 展

-Contemporary Ceramic-
Sake Vessels Exhibition

            

開催期間
平成26年8月1日(金)~30日(土)
8/1/14 to 8/30/14

赤坂游ギャラリーと縁の深い、現代陶芸を代表する作家による酒器展を開催いたします。 意匠も様々な酒器のご案内申し上げます。

新 歓嗣/伊勢崎 淳/石原 祥嗣/浦口 雅行/加藤 孝爾/加藤 委/金重 晃介/兼田 昌尚/鎌田 幸二/佐伯 守美/鈴木 藏/滝口 和男/塚本 満/寺本 守/奈良 千秋/林 慶六/原田 拾六/藤ノ木 土平/三浦 小平二/三原 研/三輪 和彦/村田 眞人/安田 道雄/山田 和

※夏期休廊/8月10日(日)~16日(土)
the gallery will be closed during 8/10/14 to 8/16/14


        
                 

-花の器-
加藤春鼎 陶展

-Flower Vase-
Shuntei Kato Ceramic Exhibition

            

開催期間
平成26年7月10日(木)~19日(土)
7/10/14 to 7/19/14

加藤春鼎氏は瀬戸の陶祖といわれる江戸中期の陶工加藤景元を祖とし、愛知県立芸大設立時から指導的な立場にあった加藤作助(伸也)氏、日展審査員を務めた故加藤舜陶氏、加藤鈔氏を親族とする名門窯主です。一方、自ら企画しフランス、スペインで作陶、個展開催するなど作陶家として発表の場を海外に求める意欲ある陶芸家であります。
今回発表する作品は、加藤氏が、日本の美を代表する芸術のひとつある華道に触発され、これまで伝統を引き継ぎ追及してきた引出黒(瀬戸黒)に加え、新たにプラチナ彩、金彩、黒彩楽(緑・赤)、白楽などに取り組み制作した花器を発表します。
それらの花器に、簡潔さと力強い挿花で華道界に新風を起こした草月流新人賞受賞の華道家 手塚まゆみ氏 が花を挿し、コラボレートした世界をご覧いただきます。


        
        

-古往今来-
佛の國の美展
- 中国 朝鮮半島 パキスタン
アフガニスタン ネパール
チベット ウイグル -

開催期間
平成26年6月19日(木)~6月28日(土)

この度、仏教古美術品二十四点を一堂に集め展示いたします。
大理石、金銅、青銅、陶磁器,木彫、テラコッタ(焼締)、ストッコ(漆喰)を素材とした仏教と関わる美術工芸品の展覧会です。

何卒、ご来廊、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。



室礼 游 李朝家具展
一軸一瓶一重

Shitsurai Yu Exhibition of Korean Furniture
Combination of One Painting and Calligraphic Work , One Pottery and One Furniture

開催期間
平成26年4月10日(木)~4月19日(土)
4/10/14 to 4/19/14

李朝家具に古今の陶磁器、書画を取りあわせ“一軸一瓶一重”による室礼を提案する企画展「室礼 游 李朝家具展」を開催いたします。
少なくなったオリジナル李朝家具に、中国、朝鮮、日本の古陶磁、ガンダーラの漆喰の釈迦牟尼頭部像、朝鮮の三国時代の金銅半跏思惟像、唐代の鉄造風鈴、明代の麻布に金泥で書かれた般若心経(軸装)や現代チベットのチベタンラグ(チベット製絨毯)を取り合わせます。

是非ご高覧・ご来場下さいます様お願い申し上げます。



-古往今来-
中国青銅器展

-In All Ages-
Chinese Bronzes Exhibition

開催期間
平成26年3月6日(木)~3月15日(土)
3/6/14 to 3/15/14

 青銅器は祭器、生活用具、楽器、装飾として古代中国の覇者たちの権力、権威、富の象徴として制作されたものであります。
およそ三千七百年前に始まるといわれる中国青銅器は黄河文明圏に先立つ他の三大文明圏の青銅器文化にはない高い鋳造技術力を有し、銘文が記された器物は古代中国の歴史的な資料として高い価値を有します。
 日頃ご愛顧頂いておりますお客様はじめ広く美術愛好家の皆様方に楽しんで頂ける展覧会となりますことを願っております。
何卒、ご来廊、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。